2017年

4月

25日

○○ ファースト

最近、よく「○○ファースト」という言葉を耳にします。ファーストは”fast”

ではなく”first”だから○○第一主義とでも解釈しましょうか。とにかく、○○が最優先されるべきと理解しています。

 

私が最初に耳にしたのは昨年、イギリスのEU離脱に関する国民投票の直前に、離脱反対派の議員を殺害したニュースを見たときです。その犯人が現場で叫んでいたのが「ブリテン ファースト」だということです。その後、アメリカのトランプ大統領も声高にこの言葉を使っています。また、日本でも小池百合子都知事がスピーチやインタビューでしばしば「トミン ファースト」を使い、来る都議選に向けて、この言葉を冠した会派を立ち上げようとしています。こちらは、舞台が地方自治であり、他の道府県を押しのけてという意味ではなく、どちらかというと主権在民に近い意味に捉えています。

 

話を国政に戻します。先週はフランスで大統領選挙があり、EUに対する向き合い方が大きな争点になりました。こちらでもファーストの声が聞かれます。フランスといえばドイツに並んでEUの中心的な国であると思っていたのに一体どうしたんでしょう。テロが頻発し、難民が流入するヨーロッパは大きく揺さぶられているのでしょう。

 

そもそも、近代国家の成立以来、自国民の安全と自国の利益を守るのは国家の最大にして最終的な目的であるはず。ゆえに外交の舞台では各国のエゴがぶつかり合う場面も見え隠れします。自国第一主義は当たり前で言わずもがな、といったところです。それでも各国がエゴを封印して協調するために妥協するのは何故でしょうか?崇高な博愛主義を唱える方がいるかもしれません。しかし、私は、やはり因果応報で他者、特に弱者を踏越えて利益を得ても、いずれ、その痛みは自分に返ってくるからだと思います。

 

 

そう考えると、やたらとファーストを叫ぶのは少し幼い気がします。または本人はそれをわかっていて周囲の幼さを扇動するためだけのような気がします。

因みに、弊社のドメインはtake-first ですが、これは「タケ-イチ」であって、「タケイチ第一主義」でないことをお断りして今日は終わりにしたいと思います。

 

 

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2017年

4月

18日

世代がわかる話題

 ずいぶん以前になります。私より10歳ほど年上の人が外出先から呆れ顔で帰ってきました。その人曰く、お客様のお宅に訪問した際、鉛筆を削るのにナイフを使ったことがないという話を聞いて驚いてしまったとのことです。いわゆる、最近の若い者は…のお話ですが、話した相手が悪かったようです。聞いている私自身が、そのお客様と同様にナイフを使って鉛筆を削った経験がありません。最初は親指と人差し指でつまめる小さなプラスチックの箱に鉛筆の差込口が付いている簡単なものを使っていました。小学校の入学祝がランドセルと手動のハンドルが付いていて机に固定するタイプの鉛筆削り器で、とても嬉しかったことを覚えています。ところが、もう少し若い人だと、それすら知らないようで電動のものしか使ったことがないとのことです。

 

 同じような話に学校給食の牛乳があります。ずっと以前は金属製(たぶんアルミ)の大きなポットに入った脱脂粉乳をめいめいの器に注いでいましたが、そのうち牛乳瓶が配られるようになり、その後、中身は同じでも容器が紙製のテトラパックや四角いパックに代わっていきました。こちらは市区町村によって導入時期に多少のばらつきがあるようですが、年が近いと同じような経験をしているはずです。

 

 

 他にもいろいろとありそうですが、同世代で子供の頃の話をすると不思議と盛り上がるのは私だけでしょうか?

 

 

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2017年

4月

10日

不動産を買うときの保険

 弊社は社名のとおり不動産会社ですから、その立場から関連する保険について、少しだけ触れてみましょう。不動産を購入するときに、その購入資金を金融機関から借りたとします。一般的に生命保険と火災保険に加入することが義務付けられます。しかも、この費用は借り手の負担です。お金を貸す側からすると不測の事態に備えて貸したお金が戻ってくるよう、金額に見合った担保を確保します。ここでいう不測の事態とは、具体的には借り手が何らかの理由でお金が返せなくなることです。そんなときに備えて、通常は購入対象物件に抵当権を設定して、その不動産を売却するか、あるいは競売にかけることで資金を回収しようとします。それで十分であって、わざわざ保険に入らなくても…とも思えます。

 

 それでは、どういうときに借り手がお金を返せなくなるでしょうか?理由は様々でしょうが、ここで、二つのケースについて着目しましょう。ひとつは借り手が亡くなってしまう場合です。一家の大黒柱が借り手になるのが普通ですから、その人が亡くなってしまった結果、借りたお金を返すために住まいを取り上げられて売られてしまっては残された家族は生活の基盤を無くしてしまいます。そこで、この事態を避けるために生命保険があります。もうひとつは、火事などの災害で対象不動産が被害をうける場合です。お金を貸した金融機関は、不足の事態が現実になる可能性が高い状況にもかかわらず、担保として確保していた不動産が消失してしまい担保の役目を果たさないので、これに備えて火災保険の加入を義務付けます。また、その保険金が他のことに勝手に使われないよう質権という権利を設定して直接、返済に充てられるようにします。

 

 これまで、住宅ローンなどお金を借りたときの保険の役割について説明してきました。ここで、ひとつ追加のお話しをいたします。不動産を買うときに、お金を借りても借りなくても取得した物件は一般的に高額であって持ち主にとって大切な資産です。それが火事によって消失してしまったら大事です。自分自身は常に気を付けているから大丈夫という人もいらっしゃるかもしれません。隣家からのもらい火のときは火元に弁償してもらえると思っているのではないでしょうか?答えはノーです。一般的に法律で、他人から損害を受けたときは原因を作った人が弁償するのが当たり前ですが、火事については例外で、火元となった人に賠償責任は求められないようです。(もちろん、故意や重過失の場合は別です)

 

 

 そう考えると、どちらの保険も大変重要に思えてきますね。

 

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2017年

4月

04日

新年度の目標

先週末は冷たい雨が降り、冬に逆戻りした感がありましたが昨日の月曜日は新年度のスタートに相応しく麗らかな暖かい日でした。桜も見ごろを迎え、いよいよ春。

 

以前にも記したとおり春は新しく芽生えるエネルギーに満ち満ちているように思います。弊社も新年度を迎え、新たな目標に向けて走り出しました。前期、前々期と利益目標を達成し、今期はこれまで積み重ねてきたことが本物かどうかを試される大切な年度であることを自覚して、気持ちを引き締めてゆきたいと思います。

 

先日の取締役会にて経常利益2000万円に挑戦することで合意しました。この目標の達成に向けて社員一同、奮励努力してまいりますので、お客様、お取引先の皆さま、どうぞお引き立てくださいますようお願い申し上げます。

 

また、当社は社員の皆さんの働きがあっての会社です。この一年間、健康に気を配り身体に異変があれば無理せず、今流行りの言葉を使えば ”health first” でお願いします。

 

年度初めにあたり、簡単ではありますが所感を述べさせていただきました。

 

 

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