備えあっても憂いあり

大地震への備えはどこまでやれば十分かなんてことは、鯰に訊いても誰に訊いても答えは分からない。それでも、やっぱり少しでも安心できるようあれこれ考えてみました。

想定した以上に強烈な地震に見舞われたとき、起こってしまった被害を最小限にとどめるには、マンションの住人に限らず周辺住民と助け合うのも大切ですよね。そこで予想される問題が住民同士の絆ができていないこと。これは常日頃からのお付き合いが希薄なこともあるのでしょうが、ここで一つ、マンションライフの特徴について考えてみました。

マンションはひとつの建物を専有部分と共有部分に規約によって分け、その共有部分を管理組合という組織を結成して共同で協力して管理してゆきます。つまり管理組合のメンバーは同じ資産を共有するという意味で運命共同体ですから本来なら強い絆で結ばれてもよさそうなものです。しかるにマンションの管理組合は各部屋の所有者の組織であって、実際にそこで暮らす住民とは限りません。マンションを買って所有していても他の人に貸しているケースです。また、所有者が実際に住んでいても地域の行事に消極的だったり、地域の仕事は管理会社にまかせっきりということはないでしょうか?必ずしも、そうばかりではないでしょうが、災害時に管理組合が機能する工夫はないでしょうか!