池上本門寺

前回、池上線は池上本門寺の参拝客のために敷かれた路線と書きました。そこで池上本門寺について少しつぶやいてみます。このお寺は日蓮宗で毎年10月の御会式(おえしき)には大勢の人々が夕刻から夜にかけて参拝します。夜空に万灯が美しく舞い、夜店が賑やかに軒を連ねます。何故か?この日は雨天が多いと言われています。

日蓮宗の開祖は鎌倉時代に活躍した日蓮上人です。この方が最晩年に本拠地の身延山から旅に出て途中に立寄った信者の邸で病が重篤となり、ついに亡くなられたのが池上本門寺に隣接する(今は大坊と呼ばれるお寺がある)ところです。そして日蓮の最期を看取ることになった信者の名が池上宗仲(この地方の豪族)ということで、この人によって池上本門寺が建立されたとされています。