クーリングオフ

『クーリングオフ』という制度のことは、名前ぐらいはお聞きになったことがあるかと思います。

訪問販売等でモノを購入したものの、よくよく考えたら「やっぱりやめたい」となった時に、8日間程度の間であれば、無条件で売買をキャンセルできるという消費者保護のための制度です。

安いものなら諦めもつくかもしれませんが、高額商品となるとそうもいきません。

 

不動産の世界にも『クーリングオフ』はあります。

ただし、何でもかんでもクーリングオフできるというものではありません。

クーリングオフできる場所と、できない場所というものがあります。

クーリングオフできる場所というのは、不動産業者(宅建業者)が呼びもしないのに自宅や勤務先に訪ねてきた場合とか、喫茶店などで申し込みをした場合などです。

同じ自宅や勤務先でも、お客様自ら業者を呼んで申し込みをした場合は、クーリングオフできません。

 

また、業者の事務所とかモデルルーム等では、クーリングオフはできません。

厳密に言えば、いろいろと細かいルールが決まっていますが、ここでは詳細は省略致します。

簡単に言えば、お客様が冷静に判断ができたかどうかというのが、場所についてのルールの根拠になっていると思われます。

 

この制度、実は不動産業者にとってはあまり好ましいものではありません。

せっかく売れたと思ったのに、「やめた」と言われた時の精神的ダメージに加え、他の販売機会を逃すかもしれないからです。

売れたと思えばそこで販売活動は停止しますし、その時点で検討したい(でも結論はまだ出ていない)というお客さんに対しては、お詫びしてお断りしますので。

安易に「とりあえず申し込んでおいてゆっくり考えよう」ということはしてほしくないと思います。

 

しかし、魑魅魍魎の不動産業界のこと、中には強引に売り込んだりする輩もいるかもしれませんので、こういう消費者保護の制度は必要だと思います。

(一時、ワンルームマンションの販売業者がしつこく職場に電話してきて、近くまで説明に行くというのが多々ありました)

 

私どもも、不動産を販売する以上、制度は厳格に適用させていただきます。

ただし、法律の通りにやっているからいいだろうとは思っていません。

私どもは、販売したあとも、メンテナンスなどで長いお付き合いをさせていただきたいと思っています。

「クーリングオフできないから仕方がない」と思って買われたお客様と、そういうお付き合いができるとも思いません。

「買って良かった」と心から思っていただきたいと思いますし、そのためにはじっくりとご検討していただきたいと考えています。

私どももご納得いただくまで、きちんとご説明するつもりです。

 

でもやっぱり、一発で「気に入った!」と思っていただくのが一番です。

1010日から販売するNICE URBAN大森は、そう思っていただけるよう、田邉建築士の指示のもと、今日も現場では工事部長が汗を拭って奮闘しています・・・

 

(H)