
昨今、LGBTという言葉をよく耳にします。LGBTとは、L=レズビアン(女性に惹かれる女性)、G=ゲイ(男性に惹かれる男性)、B=バイ・セクシャル(両性愛者)、T=トランスジェンダー(性同一性障害)の頭文字を取った総称です。
そうした人たちは、私にしてみればどこか遠いところの人たちという気がしていますが、社会の認知度が上がれば必然的に関わり合いも増えてくるかもしれないと考えています。
我々の事業にとって、そんな方たちとの関わりについて、一番可能性があるのが賃貸の申し込みではないかと思います。もしも申し込みがあったらどうするべきでしょうか。
現在はLGBTの方については、「結婚に相当する関係」と認める証明書を渋谷区が発行するなど、世の中としては権利を認める方向にありますので、我々としても当然それを理由に拒否はできません。しかし、近隣住民の反応はどうなのだろうかということは気になるところでもあります。
近隣ということでは、外国人の方の場合、悩ましいところがあります。我々としてはもちろん、「外国人だから」という理由で入居希望をお断りすることはありませんが、文化・生活習慣の違いによるご近所の方との軋轢は気になるところです。「お金(家賃)を払ってくれればなんでも良い」とはしていません。同じマンションの住民の方とは、常にともにありたいと考えていますので、住民の方たちが不快感を持つような方にお借りいただくわけにはいきません。難しいところです。
ただ、きちんとお勤めをしている方で、年齢やお勤め先、家族構成等、弊社の審査基準をクリアされる方であれば、おおよそどんな方であろうと安心してお借りいただけるのではないかと考えています。世の中は常に変化しています。その変化に私どもも対応していかないといけません。この点については、これからも研究していきたいと考えております・・・
(H)
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