政府は17日、将来の介護施設不足が懸念される首都圏を中心に、空き家を活用した在宅介護・医療のインフラを整備する方針を固めた。空き家を在宅介護対応住宅へ転用し、要介護者を24時間見守れるようICT(情報通信技術)を使った高度医療システムの導入も進める。安倍晋三政権が「1億総活躍社会」の実現で掲げた「介護離職ゼロ」につなげる狙いもある。
産経新聞 1月18日(月)7時55分配信
********************************************************************************
最近、『やってはいけない「実家」の相続』 (青春新書インテリジェンス)という本を読みました。
別に実家の相続を予定しているわけではありませんが、気になるタイトルではありました。
この中で、最近実家の両親が亡くなったものの、相続人たる子供たちは既に独立して家を持っていて、実家が空き家になるという傾向にあるということが紹介されていました。
冒頭のニュースは、そんな空き家を活用しようという政府の取り組み方針を報じたものです。今回の事業により、「空き家の有効活用を促し、空き家の解消にもつながる」という期待も政府関係者にはあるようです。総務省によると、平成25年の全国の空き家率は13.5%で、東京都は11.1%に達しているそうです。
皆さんの身の回りにもそんな空き家があるかもしれません。
こうした実家の空き家は、どうするべきなのでしょうか?
それはもちろん、相続人の方の意向によるものですが、方法としては「売却」、「賃貸」、「放置」の3つしかないでしょう。
冒頭の介護住宅への転用は、業者が「賃貸」で借り上げることを想定しているのでしょうか。
不動産業界に携わる我々としては、では一体何ができるでしょうかと言いますと、「そのすべてに対応いたします」と力強く答えたいと思います。
「売買」はもちろん、「賃貸」も我々の本業です。
そのまま売るのも良し、リフォーム、リノベーションにより付加価値をつけて売るというご提案もさせていただきます。
同様に「賃貸」も入居者の募集から、賃貸中の管理、退去にいたるまですべて代行いたします。
また、最終的にどうするか決めるまでいまのままにしておきたいという「放置」でも、我々で管理をさせていただきます。
この場合、鍵をお預かりした上で定期的に清掃し、お部屋の空気を入れ替え、必要があれば周辺の清掃・草むしり等、空き家が「荒れ屋」にならない様管理させていただきます。
管理状況は月に一回ご報告いたしますので、いつでも実家に戻って泊まることができるように維持させていただきます。
世の中のニーズに少しでもお応えしたいという弊社の取り組みをご紹介させていただきました。
(H)
コメントをお書きください