ブログの題材選び

 これまで「社長のつぶやき」として言いたい放題、書きたい放題にやってまいりました。

お陰様で、この半年間これまでの人生の中で最も自分の気持ちを表に出したような気がします。それができたのは題材を選ぶ際に自身の興味の範囲で選んできたからだと思います。それでも、最近はネタが尽きて原稿を催促されることが多くなりました。

 

 これを機にブログの在り方について考えてみました。いかに「独り言」でも読んでいただく方が何に興味をお持ちかを考えないで言いっ放し、書きっ放しでは苦労して文章を捻り出す甲斐がないじゃないか。ということで同じ苦労をするなら、今後は、皆さまのお役に立つ情報をお届けできるよう努めてまいります。皆さまの方からも何か私に書くようにリクエストしていただければ、拙い経験の中からでも一所懸命になってキーボードを叩く所存です。どうぞよろしくお願いします。

 

さて、それでは手始めに私の若い頃に経験した「バブルとその崩壊」について次回からシリーズで書き連ねてまいります。なぜ、この題材を選んだかというと、それは、よく言われるように「歴史は繰り返される」からです。私は1983年に社会人となりましたが、バブルの傾向が顕著になったのは1988年頃だったと思います。そして、1990年に絶頂期を迎えて1991年の1月に第一次湾岸戦争を合図に崩壊したと思います。その後に続く長く暗いトンネルの話も機会をいただき書いてみたいと思っています。

 

 ところで、バブルと命名したのは誰でしょうか?ホントにピッタリの名前だなぁ、と感心します。グラスに注がれたビールを思い浮かべるとき黄金色のビールの上に白い泡が美味しそうに乗っています。それは、ときに半分近く(それ以上のこともある)に達してグラスの中の大きな体積を占めます。しかし、所詮は泡なのでフッと吹けば飛んでなくなってしまいます。

 

1988年頃、日本の不動産市場にビールの泡に例えられる頼りない価値が本来の価値に上乗せされて結果として価格が高騰しました。なにせ、どんな不動産でも暫く持っていれば値上がりするので売り手はハッピー、買い手も次は自分が儲ける番だと取得に奔走し、仲介業者は取引が増えて手数料が増え、金融機関は貸付が増えるといった全員がハッピーな状況で市場は加熱してゆきました。

 

次回は不動産価格の形成要因について私見をご披露したいと思います。

 

 

(つづく)