迷子になって

 最近、ときどき目的地になかなか辿り着かず、いわゆる迷子になることがあります。最初から地図を準備して見ながら歩けばよいものを、つい面倒で出発前にザッと眺めて、その記憶を頼りに歩きだします。それでも概ね近くまでは行くのですが、最後に角を一か所曲がり損ねたり、早く曲がってしまったりで周辺をウロウロしてしまいます。

そんなとき、頼りになるのが住居表示です。○○三丁目45号などと路面に立っている電柱に金属製のプレートが貼ってあったり、建物の表札に名前と一緒に表記してあったりします。

先の例でいうと、比較的大きな道路で四方を囲まれた部分が三丁目だとすると、その部分をさらに道路を境に細分化したのが4番で、その中に10軒の家があれば各建物に1号から10号が順番に割り振られています。このことは地図を眺めてみれば一目瞭然で当然と思っていました。

 

このコーナーで何度か海外に住んでいた経験について書きましたが、国や地域によって住所の表記の原則が変わってきます。私も多くの事例を知っているわけではありませんが、かつて住んでいたハワイでは地名がABCというエリアがあったとします。日本でしたら、このエリアを細分化して一丁目から順番に命名されるところ、彼の地ではエリア内に通っている道路の名前を表記し、その道路の両側に面している建物に順番に番号を振ってゆきます。道路の呼び名にはアベニュー(Av.)、ドライブ(Dr.)、ストリート(St.)などが使われます。例えばABC  XYZ St.777 のようになります。原則、道路に接していない建物はないということでしょうか。

その他に日本と違っていたのは住所の表記はあっても表札のような氏名を表記したものは一切ありません。初めてのお宅に訪問するときは日本で迷ったときのようにはいきませんね。

 

 そんなことよりも迷子にならないよう、出発前にしっかり調べて迷わないようにしたいと思います。