今は買い時か

最近はかなり不動産価格が上昇してきています。相場には波がありますが、山か谷かと言われたら、今は間違いなく山の方でしょう。投資利回りでいけば、今は5%を下回るのも珍しくなく、810%の時代も経験している身としてはそのように言えます(利回りは低い方が不動産の価格は高くなります)。

 

では、これから下がるのかあるいはまだ上がるのかと言われると、これはなかなか難しいところです。物件によっても違うでしょうし、エリアによっても違うでしょう。何より価格は需給によって決まりますので、相続対策や海外の投資家の動向(これは為替の影響もあったりします)、巷囁かれているようにオリンピック前にまだまだ上がるといったマインドの影響など様々な要素が絡み合います。相場に詳しい人でもなかなか予測は難しいのではないかと思います。

 

大恐慌前のアメリカにジョセフ・ケネディという人がいました。後のアメリカ大統領JFKのお父さんですが、一代で資産をなしたその人に有名な逸話があります。それはある日、靴磨きをしてもらっていた時に、靴磨きの少年が株の相場について語っていたのを聞き、もう相場は天井だと判断し、手持ちの株をすべて処分したというものです。その後、株式相場は大暴落し、アメリカは大恐慌時代に突入していきますが、ジョセフ・ケネディはうまくその荒波を回避したというのです。

 

その話を思い出したのは、最近投資用マンションへの投資を勧める文言を目にした時です。それまでは、「毎月の家賃でローンが賄えます」といったうたい文句が目についたのですが、最近は「毎月5万円の投資で15年後にはマンションが手に入ります」と変わってきているのです。家賃収入はそれほど変わっていないので、増えたのは「返済額」つまりは不動産価格です。もうかつてのように「家賃で賄えます」とは言えなくなってきているのです。

 

売りたい立場としては、嘘は言えませんので、今度は「5万円で買えます!」と表現を変えているわけです。現金で買うならまだしも、こういう価格帯でローンを組んで買うというのは、やはりハイリスクになります。(月々5万円といってもそれは「家賃が入ってくれば」の話で、空室時には家賃の分だけ手元資金を取り崩してローン返済に充てないといけないわけです・・・)

 

また、ベトナムやフィリピンといった国々への不動産投資も目に付くようになりました。少しでも安さを求めてと言えるでしょうが、為替の壁や法律の違う国はそれだけでハイリスクになります。よほど詳しいか、損しても大丈夫と言う方でなければ、手を出さない方が無難でしょう。最近は「自己責任」という言葉が当たり前のように言われていますが、リスクについてどこまで説明しているのか疑問に思います。

 

こういう時期は、安易に勧められるがままホイホイ買うとあとで苦しくなる可能性が高くなります。やはり専門家と相談の上、いろいろとシミュレーションをして慎重に決定すべきです。

弊社はそのような場合に、必要な判断材料を提供させていただきます。賢い投資家への道として、是非とも弊社をパートナーにしていただければと思います(ただし、国内専門です)・・・

 

 

 

(H)