住宅ローンの借り方(その2)

気に入った物件が見つかり、購入を決めたあと、大概の方は住宅ローンを利用されることと思います。今は様々な金融機関からいろいろな住宅ローン商品が出ていますので、どこで借りようかとあれこれ悩まれるかもしれません。サラリーマンの方は、「勤続1年未満」等でなければ、比較的借りやすいかと思いますが、自営業の方はちょっと注意しないといけないかもしれません。

 

 自営業の方は、基本的に確定申告をしているはずですが、サラリーマンと違っていろいろと経費計上して利益を抑える傾向があります。みなさんなるべく納税額を少なくしようとされるのですが、注意しないといけないのは、「利益=個人の収入」である点です。利益を抑えれば、個人の収入が少ないとみなされ、銀行の審査で住宅ローンの審査が通らない(あるいは希望金額を借りられない)ということになりかねません。

 

 その時、いくら「実際はこれだけ収入がある」と説明しても、銀行の審査は書類ベースで行いますので、確定申告の数字がすべてです。その結果、「自営業は住宅ローンが通りにくい」ということになります。そしてそれは銀行の責任ではなく、そういう選択をした自営業

の方の責任ということになります。ローンが下りない分は、節税した分で賄う他ありません。

 

 一方、考え方を変えれば、そろそろ家を買おうと思ったら、3年前から節税対策をやめて利益を計上するという方法があります。税金は増えるかもしれませんが、そのかわり住宅ローンは借りやすくなります。なぜ3年前かというと、銀行は過去3年分の収入を審査の対象とするからです。投資用のマンションを購入する時は、その投資計画も大きな要素ですが、本業でいかに儲かっているかの影響も大きいものです。

 

 およそ、銀行からお金を借りようとする場合は、是非とも念頭に置いておいていただきたいことだと言えます・・・

 

 (H)

 

 

住宅ローンの借り方