駅のホームにいる羊

今朝、いつもどおり東急多摩川線に乗って出勤する途中「下丸子駅」で、ふっと目に映った変な物体。よく見ると羊の像のようです。しかも胴体の真ん中あたりで真二つになっており、顔がある前半分はこちらを向いており、隣に後半分が尾をこちらに向けて並んでいます。単なる写実ではなく実際には在り得ない形状をしているところが、いかにも現代アートといった雰囲気を醸し出しています。

 

次の駅「武蔵新田」にも何か普段は気付かずにいる珍しい物はないか、と注意していると、この駅にもありました。矢が何本も壁に展示してあるのが見つかりました。この駅の周辺には新田義貞を祀った新田神社があるので、そこの破魔矢かな?と想像できます。

 

普段は周囲に気を配らないで座席に座って、ときには居眠りしている通勤だったので、これまで「羊」にも「破魔矢」にも気付きませんでしたが、身近なところに不思議なものを見つけると、いつもの風景が新鮮に感じられます。毎日のように通っているので、いつでも簡単に途中下車して、じっくり確かめることができます。

 

その前に少々、下調べをしてみると、「多摩川アートラインプロジェクト」というものがあって羊の像はその一つです。そこで引き続き、そのプロジェクトについても調べてみました。このプロジェクトは多摩川線の全駅にアーティストによる芸術を施す他、かつて、いくつかの企画が催されたようです。終了後も一部を除き作品を残す、との説明があったので羊もそのひとつなのでしょう。実は、武蔵新田の破魔矢もこのプロジェクトのひとつで浅葉克己さんの作品だそうです。

 

 

たった10分の乗車時間、これまで近いという利便性で満足していましたが、居眠りもできるし、よく探してみると、他にも何か面白い物が見つかるかもしれませんね。