部屋選びオセロゲーム

 皆さん、オセロゲームはご存知かと思います。緑色の盤面で表と裏が白黒になっているプラスティック製のコインみたいなものを交互に置いていき、相手の色を自分の色のコインで挟むと、その部分は自分の色にひっくり返すことができるゲームです。因みに、このゲームのネーミングはシェークスピアの「オセロ」からつけられたそうです。考案者の知的センスが伺えるエピソードです。このゲームでは四隅を確保すると圧倒的に有利になるので、角を狙って、あの手、この手と知恵を絞ります。

 

 マンションというのは構造上、コンクリートの壁で隣室と仕切られているので一軒家に比べて窓などの開放部が少なくなります。その分、採光や通風において開放部の価値が認められて、角部屋は他の部屋よりも高額の値が付くのが一般的です。そういった意味においてオセロゲームを連想させられます。

 

 ところが、近年ではエアコンが普及して窓を開け放つ生活が減ったため上下左右を他の部屋で挟まれた中部屋は、冬暖かく、夏涼しく、結果として光熱費が角部屋より安価で済むという話を聞きます。また、希少な開放部の向きも南がベストであるというのが従来からの常識です。しかし、西向き、東向きの方が、時間帯は限られますが、太陽の高度の関係で部屋の奥まで陽光が射し込みます。

 

 

 オセロゲームも角を取れば有利になるだけで、角を取れば勝というわけではありません。この辺りもマンションの部屋選びと似ていませんか?