住み慣れた自宅を売却する時、あるいは賃貸に出していた不動産を売却する時、どのように売るのかは難しいところです。しばらく人が住んでいた住宅は、どうしてもあちこち傷んでいますので、そのまま売れば通常の相場よりもディスカウントされます。通常の相場(以上)で売るなら「リフォーム」が必要です。ではリフォームすると言っても、どこまでやるのかという問題があります。徹底的にやって新品同様にすれば、それだけ費用もかかります。それだけかけてもメリットがあればそうする価値はあります。
「そのまま売る」場合、買う方は「自分で(頼んで)好きなようにリフォームをしたい」という方か、あるいは「買取業者」となります(ごくまれに「そのままでいい」という方もいるかもしれませんが、あえて無視します)。
前者の場合、購入価格は、
「通常相場価格」-「リフォーム費用」=「売却額①」となります。
後者の場合、
「通常相場価格」-「リフォーム費用」-「利益」=「売却額②」となります。
大まかなイメージですが、買取業者の方が価格は(「利益」の分)安くなります。
価格だけを見れば①の方が有利ですが、②には「早く確実に売る」というメリットがあります。「価格は多少妥協してもいいから、早く売りたい」という場合は、何といっても買取業者に買い取ってもらうのが何よりも早いです。どちらが良いのか、はその方のご事情次第と言えるでしょう。
リフォームをして売る場合は、「どこまで費用をかけるか」という問題が生じます。
「売却額③」-「リフォーム金額」>「売却額①または②」
となれば良いですし、さらに、
「売却額③」>「通常相場価格」
となれば理想的でしょう。
逆にリフォームにお金をかけ過ぎて、
「売却額③」-「リフォーム金額」<「売却額①または②」
となってしまったら、元も子もありません(もっとも買われた方はハッピーだと思います)。
自分の場合、どうしたら一番良いのか。
弊社は自社で工事ができる長所を活かし、上記の①~③の3パターンについて、参考価格を提示してご相談者の判断をお助け致します。大切な資産を納得のいく方法で売却できる様、お手伝いさせていただいております。
不動産の売却を考えているという方は、是非ともまずはご相談いただければと思います。
(H)

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