九月の月見

このところ、ようやく秋の気配が感じられるようになりました。「お月見」や「美味しいお料理」の話題で季節の移り変わりを愛でるのも一興かと思いますが、4月にスタートした今年度も、今月で半期を終えます。そこで、この半年間の弊社の業績を振返ってみたいと思います。

 

現在、弊社の収益の主力は、80部屋余りの所有物件が生み出す家賃収入です。お陰様で常に満室に近い状況で、たまに空室になっても1か月以内に次の入居者が決まります。そして、滞納者も極めて稀で、ほとんど計画どおりに収益が見込めます。そういった意味で弊社は安定性に優れた事業を展開しています。

 

このビジネススタイルには、売上においての上限があって、それ以上努力しても限界値を超えられません。どのようなケースが上限かというと、周囲の家賃相場の範囲内でも最高の家賃で稼働率100%、滞納率0%が実現できたとき、もうこれ以上、収入を期待しても不可能です。弊社の状況は現在のところ、この状況に限りなく近づいていると自負しています。

 

そして、更なる事業の拡大を実現させるには、保有する部屋の数を増やさなければなりません。そこで、交通の利便性や周囲の住環境など立地に関わること、建物のグレードや管理の状態などにおいて優れているマンションを取得することを目指してきましたが、今期がスタートする直前の3月に3部屋のマンションを手に入れただけで半期が過ぎようとしています。その理由は、ここ数年の不動産の高騰が挙げられます。また、この傾向は優良物件であるほど顕著であることを付け加えておきます。

 

以前に何度も不動産価格が社会情勢や景気動向、金融政策によって上下することを申し上げてきました。そういった見方から考慮して、今は、恐らく取得に適さない時期ではないかと思っています。だからと言って事業拡大のペースが停滞することは好ましくありません。

 

そこで、この状況を打開するため、この半期に注力してきたことをお話しさせていただきます。まず、一つ目は、弊社以外のオーナーが所有されているお部屋の賃貸管理をお引き受けすることにより手数料をいただくことです。2つ目は弊社以外のオーナーがお部屋を売却するお手伝い(仲介)することにより手数料をいただきます。3つ目は弊社以外のオーナーのお部屋のリフォーム工事を請け負うことです。このリフォーム工事は少なからず、賃貸管理と売却の仲介と連動します。つまり、リフォームして貸す、リフォームして売るケースが多くみられます。

 

 

この半期において、これら3つの売上が計上できました。金額にすれば、まだわずかではありますが、それでも小さな芽吹きを感じています。この芽を今後どのように育ててゆくかを考えつつ眺める月も楽しいものです。