家を高く売るには

広告というものは、世の中の経済の流れを良く表していると思います。そんな広告について、最近特に不動産関係が目につきます。それだけ活況を呈していると言うべきか、または参入者が殺到して乱戦になっているかと言うべきかは難しいところですが、動きが活発な事には変わりありません。

 

そんな中で、目につくのは「売りませんか?」という誘い文句。不動産屋も「売り物」がなければ商売になりませんので、仕入れのための行動でしょう。そうした会社が勧めるのは、「一括査定」。保険でも何でも最近は「価格比較」が簡単に行えるようになってきましたが、不動産も例外ではなく、「まずは査定」をお勧めする文句が目につきます。

 

 しかし、この「一括査定」は気を付けないと曲者です。なぜなら、不動産は確かに「相場もの」ですが、査定はあくまでも机上の理論です。その価格で「売れるわけではありません」。なのに、高い査定を出されるとどうしてもそこの業者さんにお願いしたくなります。ここが要注意のポイントで、不動産業者によっては自分のところで取り扱いたいために、わざと高い査定を出してくるところもあります。

 

 当然、高く査定してもらったからと言って、売れる保証はありません。売りに出してはみたものの、「やっぱり売れないので価格を下げましょう」となることもあります。悪質な業者になると、初めから売る気もないのにわざと高い査定をつけて媒介契約を結び、時間が経ってから巧みな言葉で価格を下げさせて(本来売れる価格で)売って手数料を稼ぐということをするケースもあります。

 

 不動産業界が魑魅魍魎の世界と言われる所以です。ではどうすれば優良業者を見極められるかというと、なかなか難しいところがあります。ご紹介していただけるところがあれば、そこにお願いするというのも一つのやり方ではないかと思います。弊社は長年ナイス株式会社にお願いしていますが、一括査定だから安心とは言えないことだけは覚えておいていただきたいと思います・・・

 

 

 

(H)