これからのマンションの在り方

 このブログで皆さんに私の考えをお伝えするために、マンションについて、あれこれ思いを馳せていると、いろいろなアイディアが浮かんできます。そして、ただ考えているだけでなく、整理して文章にすることで、より一層その輪郭がくっきりと表れてきます。

 

 これまでマンションについていろいろな考えを述べてきました。老朽化したマンションの行く末を案じて、その対策に弊社のビジネスの方向性を見出そうとしていること、あるいは、どんどんと進化してゆく新築マンションが高級化の一途を辿っていることに対する不安、などなど。そして、それらを文章にしているうちに、私の夢である「これからのマンション」の在り方について頭の中で焦点が合ってきて、ようやく像を結ぶようになってきました。それをもって弊社が目指すべき新築マンションとしたいと思います。

 

 「私は、年を重ねることで魅力が増し、価値が認められるマンションを造りたい」

これまでのマンションは年代が新しいほど最新設備が揃っていて快適な生活が可能です。また、デザインにおいても、高級部材を使用してお洒落になっています。一般的には築年数が古いほど敬遠される傾向があり、したがって取引価格も低くなりがちです。しかし、ほかの物品をみてみると、たとえば腕時計やアンティークな家具などは古いからといって必ずしも価値が低いとはかぎりません。その理由のひとつに、部品を交換するなど、修理することによって、いつまでも実用に耐えられるからだと思います。マンションの設備も最初からいずれは改修工事によって新築同様の最新設備が取り付けられることを前提に設計してあれば、改修に掛る費用を抑えて比較的簡単に生まれ変わることが可能になるはずです。また、専有部分だけでなく、共用部分である上下水の配管や電気の配線、オートロックシステムなど、あらゆる点において将来の改修ができるようにしておくことによって、老朽化による価値の減少を防げると思います。デザインや立地条件においても、その特色を十分に活かした飽きのこない物件に仕上げます。建物の物理的な要件だけでなく、管理組合の規約から修繕積立金の計画に至るまで、すべてマンションの将来について考え抜いたものを採用する。他にも、魅力が増して、価値が認められるためには様々な工夫が必要です。

 

それは、これからの課題として、中古マンションを扱ってきて、その弱点を知り尽くしているからこそ可能となるニュータイプのマンションの建築を実現させたいという思いに至りました。今回もまた、肩肘張ったお話しになってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。この夢を夢で終わらせないよう頑張ってゆく所存です。

 

どうぞご支援賜りますようお願い申し上げます。