黒字化

弊社は現在いくつかの投資用マンションで管理組合の理事長を務めています。理事長としてやるべきことは、やはり「マンションの資産価値の向上」だと考えています。そのためには、管理に十分な手間暇費用をかけることであり、その費用を賄うために管理組合会計の健全化を図ることだと考えています。今現在、某マンションについては、管理費会計の収支が悪化しているため、この立て直しを計画中です。

 

 会計の立て直しと言っても、要は「収入を増やす」か「支出を減らす」かです。このうち「収入を増やす」は総会を開いて各オーナーさんの同意を得ないといけません。簡単ではありませんし、まず順序としては「支出を減らす」ことになります。そこで現在検討しているのは、「電気料金の削減」、「町会費の廃止」、「清掃回数の削減」等です。これだけでも十分効果があります。

 

 「電気料金の削減」は電力自由化によって新電力の利用が可能ですし、LED照明の導入、電子ブレーカー利用方式等いろいろあります。また、「町内会費」については、本来個々人で加入するのが原則ですし、投資用マンションとなるとオーナーさんは外部に住んでいたりするので町内会の活動とは無縁だったりします。国交省の指針でも、管理組合が町内会費を取りまとめるのは本来のあり方ではないとされていますので、思い切ってやめさせてもらうことにしています。

 

 「清掃回数の削減」は、週6日間行っていたりする場合、本当にそれだけ必要なのかという観点からの見直しです。ゴミ収集の日は汚れたりしますので必要ですが、それ以外の日はやらなくても美観を損ねることはなかったりします。細かく見ていけば、経費削減の余地は見つかるものです。こうした見直しにより、管理費会計にゆとりが生じれば、今度はそれを積極的に使っていきたいと考えています。

 

 使い道としては、「無料WiFi」、「宅配ボックス」等利用者のニーズを考えて導入すれば、住み心地もアップし入居者募集面でも有利になると思います。こうした取り組みを通じて、すべてのオーナーさんの利益にもつながるマンションの資産価値の向上に貢献して参りたいと考えています・・・

 

 

 

(H)