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似て非なるもの

 東京では早々と桜が咲き、既に散って新緑が見ごろを迎えようとしています。どちらかというと私は植物に疎い方で、花を見て、その正しい名前を知っているわけでもなく、ただ、ボーっと眺めているだけですが、以前に犬を飼っていた頃は春夏秋冬の別なく、毎日散歩に出掛けました。そのとき、葉を落とした冬景色の街路樹に最初に白い花を咲かせるのが「モクレン」だということを、そこに括り付けられている名札で知りました。また、近くの公園でよく似た(というより同じに見える)白い花を見つけて、今度は「コブシ」と表記してありましたが私には見分けがつきませんでした。いろいろと調べてみると違いがあるようですが、ここでは詳しく取り上げることはしません。

 

 同じように、私には見分けがつかない花を思い浮かべてみました。

「ツツジ」と「サツキ」

「牡丹」と「芍薬」

「アヤメ」と「ショウブ」と「カキツバタ」

「アヤメ」と「ショウブ」は漢字では同じ菖蒲で読み方が異なるだけなので同じものかと思いきや、やはり別物のようです。

 

 植物の種別意外にも、「似て非なるもの」があったかな?と周囲を見回してみました。

「デモクラシー」と「ポピュリズム」

「グローバル」と「ボーダレス」と「コスモポリタン」

「愛国心」と「排他主義」

植物の場合と違って、これらをはき違えると大変なことになりかねません。しっかりと違いがわかる60台になりたいと心掛けています。