不動産投資と賃貸業

最近は、不動産投資もかなり一般的になってきていて、法人から個人に至るまで幅広く行われています。預金金利が長期にわたって低いままでいるので、より高利回りを求めて不動産投資をするというのも当然だと思います。その意味では、不動産も立派な「金融商品」と言えます。

 

弊社は定期的に賃貸用の不動産を購入していますが、その目的は「賃貸」です。お客様に「借りて住んでいただくため」です。我々の場合、賃貸用の不動産を購入するという行為は「事業」そのものであり、購入する不動産は「金融商品」ではなく我が社の「商品」と言えます。行為としては同じですが、この違いは大きなものであると考えています。

 

不動産を購入し、最初に貸主変更のご挨拶をすると不安に思われる借主さんがいらっしゃいます。特に短期間でコロコロとオーナーが変わると、「突然出ていけと言われるんじゃないか」と思われる方もいらっしゃいます(ちなみに我が国の借地借家法ではこういうことはできません)。振込先も変わったり、何かあれば連絡する管理会社も変わったりとその影響も少なくはありません。基本的に我々は長期保有ですので、まずはお手続きの面倒をお詫びしご安心いただくところからお付き合いが始まります。

 

「金融商品」として不動産を購入することは悪いことではありませんが、他の金融商品と違って不動産には「住んでいる方」がいらっしゃいます。「売るために買った」投資家にとって売却は当然ですが、短期間に次々と変わるオーナーにとっては「住んでいる方」は管理会社に対応させる遠い存在です。

 

「今度は大丈夫なのか」という借主さんの不安に接するたびに、「安心して住んでいただきたい」という想いを強くいたします。衣食住の「住」という生活の根本に関わる事業に携わる者として、これからも「安心して住んでいただける」住まいを提供していきたいと考えています・・・

 

 

 (H)