思い出のハワイに現実を重ねて-3

 前々回前回に続いてハワイ旅行の話を綴ってまいりますが、お読みいただいている皆さんも、いい加減、退屈されるかな?と不安を抱きながらも他にテーマが見つからないこともあって、あと1回だけお付き合い願います。

 

前回でカメハメハ大王について、ほんの少し触れました。この人の立像がホノルルのダウンタウンとハワイ島コナにあったはずでした。ホノルルの像については今回、確かめる機会がありませんでしたが、もう一方の像があったコナのキングカメハメハホテル正面エントランスに勇壮な大王の姿はありませんでした。私は特にカメハメハ大王のファンというわけではなく、どうしても、その像を目にしなくても構わないのですが、ここでも20年という歳月を感じてしまいました。

 

 これまで、新たに感動した話題に加えて、変わってしまったものへの戸惑いを織り交ぜてきましたが、当時も今も英語でのコミュニケーションに不自由を感じることに変わりあるません。こんなことを言うと自分の無能ぶりを居直って自慢するようでみっともないのですが、やはり、英語は不得手です。

 

ホノルルでは主にタクシーが移動手段でしたが、ハワイ島では、そうはいきません。どうしてもレンタカーのお世話になります。とは言ってもハンドルを握るのは妻のほうで、私は気楽に助手席に座っていました。妻には感謝の気持ちでいっぱいです。レストランで素敵なディナーを食べるときも、私はワイン、妻はソフトドリンクといった具合です。それでも妻は文句を言わず、国際免許を用意してレンタカーを運転してくれました。

 

 

ハワイ島コナ空港に降り立って、まずは空港近くのレンタカー基地で不得手な英語で何とか手続きを終えて、さあ出発。それから5分も走っていないところで後方にパトカーが現れ、何が起こったか理解できず、とにかく路肩に停車しました。どうやらスピード違反のようです。そのときのお巡りさんの言葉で”two times”が耳に残ります。この短時間に我々は2回もスピードオーバーしたなんて信じられない。抗議しようと身構えて、よくよく考えると2回ではなく、制限速度の2倍で走ったとのこと。そんなにスピードを出した覚えはないのに…と思いながらも説明を聞くと、その道路の制限速度は時速15マイル(約24キロメートル)という超低速だったのです。そんなアクシデントもありましたが、その後、事故も大きなトラブルもなく楽しく島を巡ってこられたことに感謝しつつ、ハワイ旅行については筆を置きたいと思います。

ホノルルの大王像