家族の歴史

今年も余すところ僅かになりました。このコーナーも今年最後ということで、この1年間を振り返ってみると、何だか、家族の引越ばかりしていたように感じます。

 

3月には長男が6年間の海外勤務を終えて家族を連れて帰国することが決まりました。そのための住居探しに奔走している最中に、やはり、海外に単身赴任していた義理の息子(長女の夫)の帰国が決まりました。今度は、この2年間、我が家に一時的に戻っていた長女が新居を探し始めした。こちらも急な話だったので、とりあえず狭くてもいいから仮住まいで間に合わせて、10月にようやく腰を落ち着ける部屋に引っ越しました。一方、一人暮らしを満喫していた次女は4月になって、結婚の準備を理由に我が家に戻ってきました。タイミングとしては出て行った長女と入れ替わりです。そして、11月には次女が新居に引っ越していきました。

 

 お正月を迎えるにあたって、お年玉用を現金で準備するというのがありました。かつては10万円以上、必要だった年もありました。ところが、今年は、親戚縁者でお年玉を手渡す顔が思い当たりません。家族構成にも年代的なサイクルのようなものがあって、我が家の場合、かつてお年玉の対象者だった子供や甥姪が大人に成長し、だからといって未だに小さな子供を抱えるには早いといった、いわば、ちょうど狭間の時期なのでしょう。思えば、今から35年ほど前に、立場は入れ替わっても似たような状況がありました。これから、年を重ねてゆくにつれ、きっとお年玉の準備が必要になってくるのだろうと思います。家族にも歴史があり、それも、また、繰り返されて未来へと進んでゆくのでしょう。

 

新年を迎えるにあたり、この1年のご愛顧に御礼申し上げるとともに、皆さまにとって来る未来が明るいものであるよう願って、本年の締め括りとさせていただきます。

 

ありがとうございました。