事実をどう捉えるか

靴のセールスマンが2人、南洋の孤島を訪れた。島の人たちを見ると、皆が裸足である。

そこでひとりのセールスマンは、本社に次のような手紙を出した。

「えらいところへ来ました。我々にはまったく用のないところです。誰も靴をはいていないんですから」

ところが、もうひとりのセールスマンは、興奮しながら、本社にこんな電報を打ったという。

「すばらしいところです。まだ誰も靴をはいていませんから、いくらでも靴が売れます」

『ビジネス寓話50選 物語で読み解く、企業と仕事のこれから』

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賃貸物件の取得する時、どのエリアにするのかは重要なポイントです。我々も新規に取得する際、あるいは退去後に家賃の査定をする時に、「需給」は強く意識しますので、入念に調査します。その時、供給物件が多ければいいのか、あるいは少なければいいのかは解釈が難しいところです。

 

あるエリアでは、供給物件(部屋の情報)が多数ある場合、「空室がたくさんある(=需要が少ないので部屋がたくさん余っている)」と捉えるか、「需要があるから供給もたくさんある」と捉えるのかは迷うところです。逆に募集中の部屋が少ないエリアだと、その理由が「募集すればすぐに埋まってしまうから」なのか、「需要がないから賃貸に出す人が少ない」のかも判断に迷うところです。馴染みのないエリアなら猶更です。

 

事実、空室情報がたくさんあるエリアであっても、弊社の物件はずっと満室を維持しているところがあります。弊社の物件の魅力と営業力のなせる業と思うようにしていますが、需要と供給がたくさん入り乱れているのかもしれません。最近は、「ビックデータ」などと言う言葉が登場したりしていますが、数字をいかに解釈すべきかは本当に難しいところです。

 

 

ただし、どんなに競争が激しくても、「選ばれる努力」によって対抗していくほかはありません。室内デザイン、共有部の魅力、顧客サービスをフル活用して、これからも満室経営を維持していけるようにしていきたいと思います・・・ 

 

 

 

(H)