退去と新規募集

賃借人さんが退去する場合、大抵「1か月前の事前予告」を契約で約束していただいております。つまり、退去の1か月前には部屋が空くことがわかります。それだけの時間があれば、すぐに募集活動に入り、「退去の翌日から入居していただく」というのが、大家さんとしては理想的なケースであります。「空室期間ゼロ」というのが、何と言っても望ましいことこの上ありません。しかし、弊社ではこのような「理想」は追求しておりません。それは何よりもまず「次の入居者の事を考えて」です。

 

「空室期間ゼロ」のためには、退去の翌日には入居していただかないといけません。しかし、一旦、人が住んだところであれば、たとえ綺麗に使っていただいていたとしても、汚れというものはあります。弊社では退去の日に部屋の状態を確認いたします。そこで修理するものがあれば修理し、電球切れ等消耗品がなくなっていたりしないか確認をしまう。そうして問題なければ翌日ルームクリーニングを行い、すぐに入居できる状態にいたします。つまり、弊社の場合は最短でも「空室期間1日(めーむクリーニング日)」となります。

 

さらに、入居者の方は、当然部屋を決めるにあたって内見をします。入居期間中は内見をしないようにしています。それは何より現入居者の方に対する配慮です。売却の場合は、住んでいる人=売主ですから、内見に協力していただくのもある程度は当然です。しかし、他人に自分の部屋を見られるのは心地良いものではありません。最後の日まで気持ちよく住んでいただくためにも、ここは守るようにしています。

 

さらに「部屋を見ないで決める」というのは、一見効率的に見えますが、「キャンセル」の可能性が高くなります。見ないで申し込みをし、契約の段階で部屋の中を見てイメージと違うとキャンセルされたり、酷い業者になると、とりあえず申し込みをして部屋を押さえておく(そしてゆっくり案内して気に入らなければキャンセルする)、という行儀の悪いことをするところもあります(その間、他の方が見ることができなくなります)。

 

理想も大事ですが、何よりも気持ちよく出て行っていただき、気持ちよく入っていただきたいと思います。そのためには大家の理想は一旦横に置き、住む方のことを一番に考えるのが弊社のポリシーです。そうした考えがまわりまわって弊社の利益にもつながると信じています・・・ 

 

 

(H)