騒音問題

近隣トラブルの原因において、「騒音問題」というのは上位を占める原因の一つではないかと思います。戸建ならともかく、マンションの場合、近接しているのでよけい問題となりやすいでしょう。

 

マンションでの騒音問題については、一時的に管理会社が対応することになります。弊社でも賃借人の方から騒音の相談をされた場合、まずマンションの管理会社に対応(注意喚起)を依頼いたします。

 

区分所有マンションの場合、弊社が1棟で管理している場合と異なり、権利関係が複雑です。他の部屋については、オーナーは別ですし、賃貸利用の場合であればその部屋を管理している賃貸管理会社も別にあります。騒音の原因となっている入居者もまったく知らない方です。そのような複雑な関係にあるゆえに、一時的に「マンション全体の管理会社(または管理組合)」に依頼するのがとりあえずのセオリーです。

 

それでも改善がされない場合、「その部屋を管理している」賃貸管理会社と直接連絡を取り、本人に注意喚起することが考えられます。弊社が賃貸管理している区分マンションでも、賃借人の方から相談を受けたことがあります。夜中に騒ぐ等の常識を外れた振る舞いであり当然の注意でしたが、この時は注意喚起と言っても手ぬるいもので、結局管理組合も有効な対応はしてくれませんでした。放置すれば、空室という問題になって跳ね返ってくるので、弊社としても忸怩たる思いがいたしました。

 

それゆえに、弊社が理事長をしている別の区分マンションで同様の問題が発生した時は、相談がもたらされてから積極的に対応いたしました。まずは手順として、マンションの管理会社を通じて当該問題となっている部屋の管理会社から注意喚起を促してもらいました。幸いなことに、この時は問題の入居者が退去してしまいましたからそれ以上にはなりませんでしたが、埒が明かない場合はどんな方法があるでしょうか。

 

次の手段として考えられるのは、「理事長による勧告」です。夜中に騒ぐ等の迷惑行為は、区分所有法でも「共同の利益に反する行為」として定められています。勧告にも従わなければ総会の承認を得て法的手続きという方法も可能です。その際重要なのは、やはり管理組合としての問題に対する積極的な姿勢です。残念ながら先のマンションの例では、それがありませんでした。

 

 

「住んで良し、貸して良し」のマンション経営を標榜する弊社としては、弊社が管理組合の理事を務めるマンションにおいては、こうした問題には積極的に関与する方針です。それも管理組合の理事に名を連ねるメリットであると考えています。それは他のオーナーや入居者のメリットにもなり、「タケイチの貸す部屋」のバリューアップにもつながるでしょう。「タケイチの貸す部屋」と「タケイチが理事を務めるマンション」の価値をそういうところでも高められたらいいと考えています・・・ 

 

(H)