コインランドリー事業

 弊社が所有している不動産の多くは居住用マンションですが、事業用の店舗、事務所もいくつかあります。そのうちの一つに、美容院がテナントとして入居していたマンションがあります。その美容院が今年の春に閉店することになり、当然、その店舗スペースは空室になりました。

 

弊社は今のところ、所有物件を貸して家賃を得ることが主要な収入なので、これまで通りのやり方を踏襲するならば、新たにそのスペースを利用して何か事業を営む賃借人を探して貸すことになります。その場合、極端な言い方をすれば、そこでの営業活動で、利益がいくら出ようと(逆に損失が出ようと)一定の家賃をいただければ関与することはありません。これに対して、今回は第三者である賃借人ではなく、弊社自らが主体となって「コインランドリー事業」を始めることにしました。もちろん、弊社がこの事業のノウハウを持っているはずもなく、「ウォッシュハウス」というフランチャイズに加盟して援助と指導を仰ぎながら、今年の6月に開店しました。

 

そうなると、今までの賃貸人(大家)としての立場と大きく異なる点があります。そのひとつは、開業にむけた準備のための初期費用を弊社が負担することです。そして、もうひとつはコインランドリーの営業成績が、そのまま弊社の損益にかかってくることになります。事前の調査を反映した事業計画では家賃収入より大きな利益が見込めます。しかし、それは見込みであって、確定した数字ではありません。いわばハイリスクハイリターンの事業になります。(これは賃貸業に比べてのことで、決して一か八かの賭博的な意味ではありません)

 

 

前述の通り、弊社全体としては家賃が収入の大部分を占めており、極めて安定していてリスクが小さいのですが、その分決まった利益しか望めません。そのことが弊社の長所でもあり、投資金額に対して利益率が低くなる理由でもあります。そこで、全体のバランスを考えて、これまでよりほんの少しリスクをとってみたのが「コインランドリー事業」です。10月を終え、お蔭様で計画通りか、それを上回る成績です。今後に期待が持てそうです。