申し込みのルール

賃貸業を営む立場からは、空室期間はなるべく短くしたいと思います。なので募集を開始してすぐに申し込みをいただけるのは大変ありがたいです。もちろん審査はいたしますが、「高齢者だから」「生活保護だから」「母子だから」「外国人だから」というような理由でお断りすることはありませんが、1つだけ決めていることがあります。それは「申込は内見後」というルールです。

 

どういうことかと言いますと、なかには内見前に申込書を送ってくるところがあります。内見もせずに申込していただくのもありがたいのですが、懸念されるのは、「とりあえず押さえておこう」という考えでの申し込みです。この時期ですと特に物件はどんどんと埋まっていきます。空いているのを確認して内見に行き、お客様が気に入って申し込みしようとしたらタッチの差で他の申し込みが入ってしまったというのはよくあること。「とりあえず申し込みをして他の申し込みが入るのを防ごう」という気持ちはよくわかります。

 

しかし、それだと実際に内見をした際、気に入らなければキャンセルとなる可能性が高いわけです。こちらとしては、その間、他の内見をストップしていると機会損失になります。その部屋に興味を持った他の方の機会を奪うことになります。中にはそういう手口で何部屋も押さえてから内見に案内するところもあるようで、そういうキャンセル前提の申し込みは迷惑以外の何物でもありません。と言って、事前にはわかりませんので、対策として「申込は内見後」としたのです。

 

本来はそんなことをせずに、貸す方の立場も考えてお客様をご案内していただければいいのですが、世の中そんな「正直不動産」ばかりではありません。自分の都合(成績)優先の仲介業者(担当者)が数多くいるのがこの不動産業界の哀しいところ。自衛策もやむを得ないところです。部屋を実際に見ていただき、気に入った上で申し込みをしていただく。そうして長く住んでいただく。そんな理想的な関係を築いていきたいと、あえて弊社では「申込ルール」を決めさせていただいているのです・・・

 

  

 

 

 

(H)