不動産を売る時に知っておきたい査定の話

このコロナ禍にあっても、不動産の売買は衰えていないようです。ネットでも「査定します」というDMメールや専用サイトが賑やかです。そういうサイトで「査定だけでも」と利用する人は多いのかもしれません。そういう価格査定の際、何に気をつければいいのでしょうか。「あとでセールスが大変」ということは抜きにして、査定価格面についてお伝えしたいと思います。

 

「査定価格」と聞けば、「その価格で売れる」というイメージを持つかと思いますが、問題は「誰が買うか」です。「広く買い手を探す場合」と「不動産会社が買い取る場合」とではまず買い手が違います。前者は「不動産が欲しい」と考えている方が相手で、査定するのは「仲介をしたい不動産会社」です。一方、後者は「一旦買い取って転売する不動産会社」が査定して買い取ります。

 

転売目的の場合は、「安く買って高く売る」のが商売の鉄則。査定価格は当然低く抑えられます。一方、仲介の場合は、手数料は売買価格に連動するので、仲介会社は高く売ろうとします。実際に売れる金額は、必然的に後者の方が高くなります。では、仲介の方がいいかというと、その場合は買い手を探しますので、「時間がかかる」可能性があります。買い取りの場合は、すぐにお金を手にすることができます。

 

どちらが良いかというのは、売り手の事情によりますでしょう。「安くてもいいから早く売りたい」のか「時間がかかってもいいから高く売りたいのか」。大事なのはその目的をはっきりすることです。買い取り業者に「もっと高く」と粘っても限度があります。気をつけないといけないのは、買い取りまで時間がかかる場合です。その間、買い手を探し、売り買い同時にすることで資金負担とリスクを回避しようとする業者も多いです。買い取り業者に買い取ってもらう場合は、すぐに買い取ってもらえるのかどうかを確認する方がいいでしょう。

 

不動産を売る場合は、こういう事を知った上で、適切な業者さんを選ぶ必要があるということを知っておいてください・・・ 

 

 

(H)