サブリースの注意点

 不動産を賃貸しているオーナーさんは、サブリースを利用することが多いと思います。サブリースは確かに便利で、安定収入の確保につながります。サブリースの仕組みは簡単で、サブリース会社が部屋を借り受け、それをまた貸しするものです。サブリース会社は入居者から徴収する家賃とオーナー様に支払う賃料の差額を収益としています。その差額はワンルームマンションでだいたい1万円程度です。

 

 サブリースの特徴については、以前も採り上げさせていただきました(→こちらをご参照ください)が、今回は売却時の注意点を採り上げたいと思います。我々も査定を和する時に「サブリース付きか否か」はよく注意致します。それは、それによって「査定額が変わるから」です。単純に「家賃10万円」の収益物件と「家賃9万円」のとでは価格が異なることはご理解いただけると思います。

 

 例えば、「家賃10万円」の部屋の場合、「利回り6%」で査定すると、「10万円×12ヶ月÷6%」=2,000万円となります。これが「家賃9万円」の場合は、「9万円×12ヶ月÷6%」=1,800万円となります。たった1万円の差が200万円の差となります。この差に気が付いていないオーナー様が多いと最近痛切に感じます。

 

 ローンを組んでワンルームマンション投資をし、サブリースもついていて安心だと思ったが、結局苦しくなって手放すことになったというオーナーさんが最近目につきます。売る時は高く売りたいというのが人情ですが、サブリース付きだと上記のようになります。残念だと思いますが、ご本人の選択なのでこればかりは何とも言えません。サブリースはそうした諸々をよく理解した上で利用されることをお勧めいたします。 

 

 

 

 

 

(H)